「治る」からイメージするものの違いが大きい

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カウンセリングで使う言葉には、クライアントや聞き手によって意味が「ズレる」ものが多い。
「治る」や「休む」「良くなる」などの言葉はその意味や使い方、イメージについて個人差が大きい。

これはカウンセリングに限らず、教育や環境調整の交渉にも当てはまる。
皆、同じ言葉を見聞きしても思い浮かべている内容にはきっと違いがある。

ズレがいけないというのではない。
あって当たり前だから。
しかし、ズレに気づかず、放置しすぎてはいけない。
適当なところで擦り合わせる必要がある。

これは言葉を大事に、慎重に扱うということだ。

言葉に敏感になろう、言葉にとらわれ過ぎないようにしよう | deathhacks

「治る」という言葉を使うとき、カウンセラーは「症状が快方に向かう」くらいに思っているが、クライアントは「完全に元通り、自分がイメージする全盛期の状態になる」と期待しているこてゃよくあるズレだ。
医者が「治る」と言ったならば、その医者が担当する一部分は確かに医学的に良くなったとしても、その人間全体や人生すべてという括りではマイナスが大きかったりする。

「休む」と言われて、週末に出かけるのを避けて家に居ればいいのだなと理解するクライアントもいれば、病気休暇や休職を勧めているつもりのカウンセラーもいるし、まずは適当に有給休暇を使わせるかでもそれも周りが迷惑だなどと思案している管理者もいる。

言葉の選択や説明はショー、あるいはプレゼンテーションだ。
ストーリーが必要だし、全体の地図も細かな具体的行動も両方が要る。
そのためにはツールとしての言葉に興味と注意を向けなければいけない。

2011-12-04 10:00

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