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カウンセリング

相手に分かる言葉を使う 皆に分かる言葉を使う

心理カウンセリングの勉強会で、自分の発言がうまく伝わらないと言う感覚を味わった。内容がダメだったとか、的外れだったとかいう可能性はとりあえず無視しておく。相手やその場にいた皆に伝わらないとか、支持を得られないというのは、言葉の意味や背景をう...
カウンセリング

「依存」が強すぎるときに「しがみつき」を使う

心理的、精神病理的フィールドで「依存」と言うとどんなものを思い浮かべるだろうか。おそらく、アルコール、薬物、ギャンブル、セックスなどが出てくるだろうか。しかし、通常は「依存」という言葉を使わないが、「依存性」または「共依存性」を持つ対象や状...
コミュニケーション

思考停止けっこう

「思考停止」という言葉はネガティブな意味で使われることがほとんどだ。しかし、この言葉自体に罪はない。非難するような感情があるのはその文脈や使う人中である。思考停止にはメリットがいっぱいある。すでに決まっていることや証明されていることを一から...
メンタルヘルス

「治る」からイメージするものの違いが大きい

カウンセリングで使う言葉には、クライアントや聞き手によって意味が「ズレる」ものが多い。「治る」や「休む」「良くなる」などの言葉はその意味や使い方、イメージについて個人差が大きい。これはカウンセリングに限らず、教育や環境調整の交渉にも当てはま...
カウンセリング

私は「寄り添う」が嫌いだ

カウンセリングで使われる「寄り添う」という言葉は、意味があいまいな気がしてしまうし、動詞としての主体がどうしてもカウンセラーやケアギバーの側になっている感じがするので私は嫌いだ。あまり使いたくない。自分が、その言葉を嫌いで、使いたくないとい...
メンタルヘルス

言葉に敏感になろう、言葉にとらわれ過ぎないようにしよう

カウンセリングでもメンタルヘルス教育でも、言語、話し言葉、書き言葉を使って、メッセージや情報を伝え、共有しようとする以上、そのツールについて良く知らなくてはいけません。かと言って、言語学の専門家になるとか、法律や科学のように厳密な定義と解釈...
知的生産

小学生にもわかるように話す

説明するのに和語や話し言葉がいいか、漢語や書き言葉がいいのかを意識しましょう。話し言葉を優先して使うというのは、小学生にもわかるように説明するようなものです。書き言葉など漢語・単語を主体にすると、それらに含まれる多くの意味が利用できます。同...
メンタルヘルス

用語の統一にこだわらない

学習をするときに対象や認識を同じくするためには「用語」をキチンと定義しないといけません。しかしこだわりすぎてもいけません。費用対効果、バランス、トータルコントロールを考えましょう。もちろん「言葉」は抽象化したり、記録・記憶したり、議論を積み...
カウンセリング

習った言葉をそのまま使うのが構造化ではござらん

世の中には「構造化」があふれています。フレームワークやマニュアル、ガイドライン、常識など様々な形態・呼び名はありますが、すべて構造化(したもの)と言えます。それを作り、使うことの効果・メリットの一つはコストを下げることです。それに従えばその...