ある昼下がり

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仕事中の夕方、スーパーか何かの近くに自転車を止め、子供を後ろ席に座らせたまま母親が離れていくのが、窓から見えた。

少しぐずっている感じの3、4歳の男の子。

しばらくして、周りは人が多く通るような場所だったから、年配の女性が、男子の様子を心配して声をかけたり、母親か連れを探していた。

体調が悪いと思ったのだろう。

確かに遠目の様子でも、もしかして熱中症かもね、と思わなくもなし。

風はあったが、気温の蒸した日の昼下がり。

他の家族連れなども、近づくでもなく、男子と年配女性の状況を興味を持って見ているのがちらほら数組。

自分だったら警察を呼ぶかな。

明らかに救急車を呼ぶような状態では無さそうだし。

保護ということで、警察に手間をかけてもらってもいいだろう。

調べると近くには交番どころか警察署があるようだし。

警察に通報して、別に大事にならなかったらそれはそれでいいだろう。

私が仕事中(もう終了間近で微妙な状態だったが)にわざわざ介入する条件はなさそうだった。

結局10分か15分ほどしてから母親が戻ってきて、何かしらやり取りをしていた。

いざこざや面倒はなかったように見えた。

少し目を離して気がつくともうその場には自転車も人の集まりもなくなっていた。

2012-07-03 07:00

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