pitfall

メンタルヘルス

資格にこだわることの良悪

資格がないと自信が持てない、自分に実力・技術・能力があるかどうかの評価根拠として外部から与えられた資格に多くを頼る、というスタンスは謙虚な様であるが実は危うさをはらんでいると思う。 資格を得た、与えられた後に、過剰に自信を持ってしまったり...
メンタルヘルス

支援を押し付けるな、支援を受けることを怖がるな

震災に関する支援についての人間関係や心理的な難しさについて思った。 「支援の難しさ」と言うと、「どのように支援するか」について思い浮かぶかもしれない。 もちろん、それも難しい。 何を、いつ、どのように被災地、被災者に届けるかは、緊急性のある...
メンタルヘルス

大規模災害の被災者に対して心理的支援をする際の準備知識

印象だけで考えても、今回の東北関東大震災規模の災害の被災者や関係者は体験やグリーフが先々にトラブルの元になる可能性は高いと思われる。 その理由を述べる。 基礎的な知識として、同じような衝撃のイベントに出会ったとして、いわゆるPTSDのような...
メンタルヘルス

メンタルヘルス教育において科学性が担保しづらいと感じる時

メンタルヘルスの教育でうつやASD、PTSDなどの時間経過による変化を表現しイメージアップしてもらう場合に、なかなか科学的、学術的な表現は難しい。 うつやPTSDにはICDやDSMというような診断基準はあるものの、それらは経時的なスコアリン...
カウンセリング

驚きと疑問が下手

5メッセージである興味津々、驚き、疑問、了解、共感のうち興味津々、了解、共感は、誰でもなんとなく理解しやすいし、それなりに表現することはできるようだ。 しかし、驚きと疑問はそれらに比べると表現すること、あるいはバランスよく出すことが難しい。...
カウンセリング

客(クライアント)は何を食べたいか自分では分からない(と思え)

心理カウンセリングでクライアントがカウンセラーに求めるものをうまく捉えることはお互いに協力的であってもなかなか難しいものです。これはクライアントの知能や知性、表現力ややる気に左右されるという意味ではありません。心理カウンセリングで扱うテーマ...
カウンセリング

クライアントにだまされるな

言い方は悪いのですが、クライアントはカウンセラーをだまします。 カウンセラーはクライアントにだまされます。 それはもう必ずと言っていいと思います。 そしてやっかいなことには、クライアントは「だまそうとしているのではなく」、カウンセラーは「だ...
その他

プレゼンにサプライズは要らない

あるミーティングで、その時話していたテーマから多少ズレた、本質的な話を持ち出してみました。 10数人が参加するそのミーティングでそうすることは、単なる雑談になったり、私が承認欲求を満たそうとしているだけだととらえられる可能性はあったのですが...
カウンセリング

鬱うつカウンセリング

老老介護という言葉があります。 高齢者を介護する側も高齢化してきているという問題のことです。 メンタルヘルス領域では「鬱うつカウンセリング」とでも言える状況があります。 うつ(的)になったカウンセラーがカウンセリングを続けてしまうことです。...
カウンセリング

カウンセリングはカウンセラー自身との対決である

カウンセリングはややもすると、クライアントの悩みや思考、非合理的な信念をいかにしてカウンセラーが打ち負かすか、切り崩すかという戦いの様相を示します。 それが行き過ぎれば、カウンセラーとクライアントの対決のようになってしまうこともあります。 ...