カウンセリング

カウンセラー泣かせのクライアント役とか言われても理解に苦しむ

以前私がカウンセリングの実技評価試験のクライアント役をしたときの受験者から、ロールプレイ演技がすごすぎて驚きましたとか、慌てましたとか言われたのですが片腹痛く思います。 自殺念慮をも持っているようなクライアントへの対応をテーマにした実践的な...
カウンセリング

日記はカウンセラートレーニングとして

日記を書くことは、カウンセラーとしての訓練になります。 私が書いているのは「日記」というよりは「日誌」と言ったほうがいいかもしれません。 あるいは本当に雑多なメモ帳であり、「何でもノート」です。 元々はっきりと「日記をつけよう」とか「日誌と...
知的生産

もう1日8時間労働するのは馬鹿馬鹿しくないかい

最近特に1日8時間労働を法的な基準として管理の根拠にすることに疑問を感じます。 自分の労働時間にもっと関心を持ちませんか。 本当に1日8時間、週40時間、あなたは働く、あるいは働かされなくてはいけないのですか。 時間はあらゆる人に取って平等...
カウンセリング

教育で一番大事なことは成功と失敗を経験させること

教育をするときに一番大事なことは何でしょうか。 それは、被教育者に成功と失敗を経験させることです。 また、その成功と失敗についてはできるだけ実践・現場に近い状況や要素を体験させましょう。 例えば、カウンセリングのように知識や理論は学問として...
知的生産

アイデアを3つまでで我慢する

皆さんはアイデアが連続して浮かんできたときにメモをうまく取れているでしょうか。 私はアイデアが次々に浮かんできても割りきって、憶えておくのは3つまでに諦めてしまうことにしています。 よく言われることですが、良いアイデアやToDoを思いつく状...
その他

宗教としての法律、宗教としての貨幣経済

法律も貨幣経済も人間が信じる気持ちを拠り所にしている点は宗教と一緒です。 物理現象や時間の運行は、もう既に存在するものを人間が理解・解釈するしかない面がほとんどですが、法律などは人間が一から概念として発明し発達させてきたものと言っていいでし...
メンタルヘルス

背伸びを止めたら生きていけない(社会的な意味で)

日本や先進国の国民が、「成長や改善はもういいからゆっくりしたい」と言うのはナンセンスで、「めいっぱいの努力を続けないと現状維持できない」というのが認識として適当でしょう。 人間の欲望の大きさや慣れという性質から考えて、いったん背伸びをして高...
知的生産

多数決で勉強会はまわらない

ある分野について、単純に知識を詰め込むのではなく、体系的にアウトプットできるようにトレーニングするためには、複数の有志が集まって勉強会をするのが有効です。 ただし勉強会を有益なものにするためにはその運営に工夫が必要です。その工夫のひとつとし...
知的生産

本は時空を超える

生き物をそのまま過去や未来に送るタイムマシンは未だにありませんが、思想や考え・技術などはメディアに記録することによって、未来向けに限り送ることができます。そのメディアのうち、現時点でもっとも費用対効果の大きいものは本という形態でしょう。 グ...
知的生産

仕事、立ち居振る舞い、軍人動作、それらすべてに通じるもの

何事も「一度にひとつのことだけをする」というのが重要な基本です。 「自分は一時期に3つの企画をつくっていた」とか「今現に5つのプロジェクトを同時にまわしている」という話は間違いではないのでしょうが、人間が本当にマルチタスクを実現しているかど...