専門用語を作り使うこと

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専門用語、あるいは内輪語、仲間内だけで通じる言葉を作り出し、定義し、その上に議論や研究をすることには良し悪しがある。

たとえそれが、表そうとすることが、すでに存在する一般概念や他業種、業界での言葉と似ていたり、ほぼ同じだったとして、それをそのまま使ってしまえば、関係者が理解するのにかかるコストを減らすことができる。

逆に、そういった用語の転用・応用をしなければ、コストはかかるが微妙な違いや誤解を招くリスクが減る。

精神分析における「コンテイナー」「コンテインド」などにも、そういう意味での是非を考える。
コンテナ、という言葉であれば、一般的であり、なんとなく「その中にモノが入る構造物」というイメージがわく。
しかし、コンテインド、となるとスッと意味が了解することが難しく感じる。
セットで用いることにより、その業界オリジナルの、独特の意味合いを持つことを強調できるという利点はある。

2013-08-17 08:00

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