他人の本を借りて15分で読む方法

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速読というわけではないのだが、1冊の本を速くに読み倒すことがある。
ビジネス書の単行本で、15分とか、せいぜい30分とかで。

仕事場で同僚と話していて、ふと相手が机に置いていた本、読みかけの本なんかで興味がわいたならば、ちょっと手にとって少しの間貸してもらう。
そして、集中して読む。
すると、締切効果もあって、内容の把握とポイントやエッセンスの取得には成功する。
そんなに長く借りてしまうわけにはいかないことも多いし。

「面白そうだね」とか言っておいて、何ページかパラパラと見てみても、すぐ返してしまい、結局後からでも読んだりしないのは何か失礼な気さえしてしまう。
社交辞令として「興味を示し」ただけに見えてしまう。
そんなときには、ごくショートタイムで借りて読んでしまう。

速読みのもう一つの使い所は積ん読の処置、処理、対策だ。
「いつか」読もうと思って所持している本を読むための「いつか」は永遠に来ない。
自分が生きている「今」を基準に考えれば、「今読むか」「今読まないか」の二択しかない。

(今)読めば、その内容が経験や体験、知識になる(可能性が生まれる)。
読まなければ、絶対的にゼロだ。

どんなにいいかげんに読んだとしても30分程度かけて全ページに目を通したのならば、そこで得られたものは何らかの体験や知見、人生を変える要素になりうる。
何か少しでもフックするものが残っていれば、再読してさらに得るものを深めることにつながる可能性だって、読まないことによるゼロよりは確率が上がる。

2012-12-21 07:00

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