会社と個人と結婚と

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会社と個人の関係は通常、契約だ。
だが、単なる法的な契約 contract としてだけではなく、エンゲージメント engagement というもう少し精神性、感情性が入った考え方もある。

エンゲージメントという言葉自体からは、どちらかと言えば「婚約」というイメージが先に浮かぶ。
しかし、元々「約束」とか「取り決め」、そのものそのままの「契約」という意味も含まれている。

言葉遊びになってしまうかもしれないが、なぜ会社や組織との関係は「結婚(婚姻) marriage」ではなく「婚約」と称される(もしくは同じ言葉が違うニュアンスで使われる)のだろうか。

そこには多くの国や文化、宗教で決められているように、「結婚は(原則として)一度きりで、死が二人を分かつまでは(!)解消してはいけない」というような縛りがあるのに関係するのかもしれない。

終身雇用制度の有無や良悪、維持の継続性・可能性に関わらず、法律上の人格であったりする人工の組織と個人が、「結婚」してそれを余程のことがなければどちらかの終末まで継続・維持することを半ば強制するようなことはやはり難しいのかもしれない。

漠然と印象先行で考えてみているがどう思われるだろうか?

2012-05-09 07:00

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