靴を買えなかった腹いせに

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靴を買おうと思って、仕事帰りに近くの店に寄ったのだが、店員が購入客対応をしていて、時間の関係上買うには至らなかった。
それが2回続いた。
こういうのは「縁」がなかったということなのだろうと最近はよく思う。

買う気ははっきりしていたので、販売側の立場になってみると機会損失が生じていてもったいないと感じた。

しかし、さらに考えてみると、お店に対して「あーあ、もったいない…」と思うのは、余計なお世話かもしれない。
半分は確実に、自分がわざわざ寄り道したのに、目的を達することができなかったことに関する不満を、「自分が損をしたのではなく、お店が損をしたのだ」「販売店が悔しがってくれたらちょっとは清々するかもね」という思考に変えて、気持ちの安定を得ようとする無意識が働いている。

別に今の世の中であれば、ある靴屋さんが、私を含めた潜在的な顧客をただの一人も逃してはならない、というビジネスは考えなくていい。
1つ1つの小ビジネスを軽んじてもいいというわけではないが、大局的・長期的見方をしていれば、適切なコストと損失というものは皆無ということはない。

逆に私にしてみれば、またいつかは腰を上げて、決心をし、靴をどこかで買わなくてはいけない。
そのタスクは、靴を履かない人生に切替でもしない限りなくなることはないだろう。
靴は嗜好品という面も確かにあるが、基本的には必需品だからだ。

こんな風に靴を買うにも、心理っぽいことや、ビジネスっぽいことをうだうだと考えている。

2012-03-16 07:00

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