2012-03

カウンセリング

話を聞く、聞かない、を真摯に考え抜く(後編)

昨日のエントリ(話を聞く、聞かない、を真摯に考え抜く(前編) | deathhacks)では、被災地のメンタルヘルスをサポートする上で感情や話をあまり深く聞かない、という考えだけでは足りないのではないかということを書いた。 シンプルに分けて...
カウンセリング

話を聞く、聞かない、を真摯に考え抜く(前編)

惨事に遭った人を支援する、面談を通じてケアするなどのとき、その惨事が極大なものであったときにに、支援者はクライアントとどう接し、どう会話したらいいのか。 東日本大震災後の支援では、正にそれぞれが同じ、あるいは似たような状況になったり、迷った...
カウンセリング

クライアントの目的はカウンセリングそのものではない

医者やカウンセラーには、本当に高いレベルの倫理が必要だなと最近良く考える。 知り合いやクライアントという以外の関係がある人は、原則としてみてはいけない。 好きな人、あるいは嫌いな人をクライアントにしてはいけない。 逆に言えば、クライアント個...
ポエム

永く勤めたくないと言うのは不遜だろうか

前の仕事をせっかく刹那的に辞めたからか、また固定した環境で、じっとするのが勿体なく思える。 仕事や、経済や、自分の能力、人間性なんかを、色々な評価軸、現場で、冷静に判断したい。 例えば、働くときに、組織に属していれば、極論として自分が直接に...
カウンセリング

ゾーンとスパークの好例に、その場で気付き損ねた

メッセージコントロールを教える場合、それを第一の目標にはしないということを強調しながらも、クライアントが快適で適度な緊張感を持った「リラックス状態」になると様々な「ひらめき」が生まれることも説明する。 我々は、リラックス状態を「ゾーン」、ひ...
カウンセリング

クライアントと自分をリアルタイムに観察しながらメッセージをコントロールする

メッセージコントロールのデモンストレーションをやっていて、珍しく新しい発見があった。 短いフレーズにも、強く感情がこもったり(こめることができたり)、メッセージが入り込んだりすることは、確かにある。 宇多田ヒカルも、「あ」から歌い始める場合...
カウンセリング

メッセージコントロールを教えにくい理由(わけ)

カウンセリングや日常のコミュニケーションで、メッセージコントロールを使っている。 (参考URL) 用語集 - NPO法人 メンタルレスキュー協会 (関連エントリ) はじめはメッセージコントロールだけで十分 | deathhacks メッセー...
カウンセリング

他人と、あるいは自分の中でせめぎ合ってこそ倫理

倫理的な問題を議論したり、違いに折り合いをつけたりするのは難しい。 「正義」と一緒で、そこに正解がないからだ。 10人いれば10人の、100人いればその数と同じだけの倫理が存在する。 唯一正しい倫理や正義の基準というものがあるというならば、...
エッセイ

良い人材を入れ、その人材を起点にして組織が成長していく

「良い」人材というのは基準があいまいだが、とにかく素晴らしい能力やカリスマ性、ガッツやパッションを持っている人というイメージで。 スター選手ばかりを揃えても弱いスポーツチームというのは存在するわけだが、それは別に個々の能力が高すぎることがた...
エッセイ

年配、年上というだけの人からの人生アドバイスは役に立たない

生き方に迷ったり、不安になったときに、経験者の助言というのはありがたいものだ。 しかし、それが実際に役に立つかどうかは当然未知数だ。 人生経験が少ない人間が頭を絞って考えたアイデアも、年寄りが持ち合わせた豊富な経験則から導き出したプランも、...