思考・思索・アイデア・想起を外部化することの意義を考える


R4000627

タスクは書きだして外部化すると良いとはよく言われる。
その作業によって対象について、客観的に思考できるというような説明がされる。

悩みや漠然としたアイデアも同じで、頭の中に入れているだけでは煮詰まってしまったり、良い変化があっても忘れてしまったりする。

しかし、理論的には頭の中ですべてを処理してしまうことは不可能ではない。
莫大な記憶力、そして内容を整理して、自由自在に出し入れする機能があれば、だが。
また、人間の脳の処理能力に限界があるとして、記憶や整理にそのエネルギーを向けた場合に、新しくインプットしたり、ひらめいたりする機能にどのくらいの影響があるかは定かではない。
一般には、物事を記憶することに神経を使いすぎると他のことができなくなる。

頭の中だけで済ませようとしていると、アイデアであれば煮詰まる、つまり固定化してしまうことがある一方で、変化もする。
しかし、それを観測している人自体が動的に変化し続けているから、見ているものが本当に固定化しているのか、それとも変化しているのかは証明できない。
だから外部化、アウトプットする。
その動機が客観的に考えたいからなのか、脳のリソースを有効に使うためなのか、自分という不安定な視点という呪縛から外れるためなのかは目的であり結果でもある。

また、外部化は自己の影響から離れることで、変化しない(ように見える)という性質を持つとともに、他者から見たり他者から影響や変化を受けることができるようにもなる。
これは複数人で実行するプロジェクトや仕事、アイデア出しのブレインストーミングのようなものだ。

2011-11-28 09:00

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