NPOの理事は頭、事務は手足

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NPOが継続するためには頭たる理事・代表も必要だし、手足たる事務局や実働人員も大事だ。
しかし、NPOの実体は理事だと考えるべきだろう。

足がとんでもなく速い人がいたとして、世間はその人を高く評価するだろうが、その「足だけ」を尊敬したりはしない。
すばらしい芸術作品(絵や曲など)をある人の手が産み出したとして、その魂は「手」にあるのではなく頭にあるのではないか。

頭脳が手足の働きをねぎらったり、いたわって手入れをしたり、気を使ったりはするかもしれないが、「手足のために自分(頭)が遠慮して活動する」とのはおかしい気がする。
極端に言うと、手足の手柄はすべて頭脳のモノだと思っている。

逆を考えると、組織の頭でいるということは純粋なリスクである。
手足が何か悪さをしたり、トラブルの原因になったり、十分な働き・パフォーマンスをできない時には、100%ではないにしても頭の責任が大きいとされる。
組織とはそういうものだろう。

2011-09-28 12:00

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