組織への関わりと情報開示のレベルを整備・調整するときの考え方

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個人的には、今の世の中、開示できないプライバシーや守秘契約上の話以外はすべてオープンにしてしまっていいと思う。
組織の話として。
だから、会議の内容や議事録なんかもドンドン公開したい。
周りの賛同は得にくいだろうが。
はてななんかはずいぶん以前から社内会議やミーティングを音声で公開したりしている。

秘密をつくるデメリットを考えると、メリットは意外に少ない。

組織へ関わったり、貢献しなくては内情を知ることができないとか、意見をすることができないというのも今の時代にはそぐわない。
情報は開示して、意見をもらう。
良いものも悪いものも。
しかし、それらをすべて聴いて真に受けて採用する必要はないし義務もない。
組織なら管理者、軍隊なら指揮官、NPO法人なら理事が意思決定者になる。
それらの立場の人たちには権限とともに責任が明確にあるからこそ、意思決定者なのである。

もしも広く意見を聴くのならば、全員に分け隔てなく情報と機会を与えるべきだろう。
理想論だが、一部の人や人間関係のコネで優遇するようなことは避けたほうが良いだろう。
なんらかの特別なことやリスクを考えるならばそれ相応の思考をしておかなくてはいけない。

2011-04-25 08:00

(関連URL)

ITmediaニュース:「はてな」という変な会社 (2/2)

紙の進行管理や社内会議のWEB公開、「はてな」という変な会社。 | Narinari.com

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