会話は聞き手の反応が8割 – コミュニケーションとカウンセリング その1

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数回のエントリに分けて、私が心理カウンセリングで学び、身につけたものの中から、ごく一般的な、日常のコミュニケーションで役立つ内容を書いていく。

コミュニケーションの一つに会話がある。
会話の主役が話し手であるか、聞き手であるかは一概には言えない。
それに、話す側と聞く側が完全に分担されているということも普通は少ない。
ここでは、聞き手のコツについて話したいので、「いかにして話し手に気持ちよく話してもらい、会話を盛り上げるか」を考える。

聞き手が意識するべきポイントは「自分(聞き手)の反応やリアクションが会話の成功のためのカギである」ということ。
そして、それが会話全体の8割を占めるということである。
話し手が主役であるのだけれど、大事なのは聞き手のリアクションの方ということになる。

聞き手のリアクションには、表情、うなずき、感嘆、要約、質問、身体の動きなどのすべてだ。
これらを駆使して、聞き手は「話を聞いている」こと、「話が面白い、興味深い」こと、「役に立つ情報を聞いて感謝している」ことなどを話し手に伝えることを目指す。

その会話の中で扱っている情報、コンテンツとしては、話し手から出てくるものが8割とかの大半かもしれない。しかし、端から見ると実は聞き手の反応や表現が8割方になっている。
その方が、話し手は「うまく話せた」「聞いてもらった」「話して良かった」と感じる。

2011-04-11 07:00

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コメント

  1. 佐藤 より:

    なるほど!と思ったのですが、聞き手の反応が8割というのは何かデータがあるのでしょうか?それとも主観的にということでしょうか?

    • neti2 より:

      こちらは主観的な意見です。全体のうち多数だけれどもすべてではない、くらいの考えです。

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