労う言葉さえ相手襲う牙となる。 #neta
— 小片武 (@neti2) March 6, 2011
相手の実力や努力を知っているからといって、そしてそのパフォーマンスが期待通りでなく、何か体調が悪いとか緊張が強かったのかなということを確認したり慰めたりしようとして、言葉をかけるときには一瞬でいいから考え直したほうがいい。
その質問や確認、あなたの言葉が(彼|彼女)の無力感を強化することにならないか? と。
そうなったとしたならば、声掛けしたりすることは全くの逆効果になる。
「裏メッセージ」というやつが潜んでいたということだ。
二人きりならまだしも、周りに他の人がいるような環境だったらなおさらだ。
実は相手を慮(おもんばか)ろうとする言動の裏には、相手を自分よりも弱い立場だと思う心理や、相手が落ち込んだり悲しんだりしているのを「あなた自身が」見ているのがツライとか嫌だとかいう心理が隠されているのかもしれない。
つまりそのような「自分のため」の言葉や行動を「相手のため」とだけ思ってしまっている。
現実が辛く悲しく、困っていたり、怒っていたりしたとしても、その人が本当に弱って(弱くて)、助けを求めているのではないのならば、それを当人は受け入れる、それを目撃したあなたもせいぜい見守るだけ、というのが適切なのかもしれないということ。
我々は本当にホントウに、注意して自分が発するメッセージに目を向け、気づき、考え、自他共に問いかける必要がある状況がある。
「あなたは良かれと思ってした言動が本当に良い結果になったと思っているのですか?」
2011-03-07 07:00
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