迷うのって、メンドクサい

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迷うことすべてが時間の無駄、とは言いません。
しかし有限な時間を有効に使うためには捨てる覚悟、迷わない覚悟、選ぶことを放棄する勇気なども必要です。

買い物をするときに、気がつくとそれを買うかどうか、数週間も迷っていたりすることがあります。
あらためて考えてみると、

  • そんなに高いとは言えない
  • 買っても邪魔になる物ではない
  • また買い直しても良い

など、いろいろな要素を考えてみると「実は迷っている時間やエネルギーの消費のコストがバカにならない」ことが意外と多いように感じています。
趣味の物、嗜好品であれば、買おうか迷ったり、数種類の製品などを比較したりしているしている時間こそが楽しいという面があります。

時間や金銭の面で裕福にリッチ rich になっても選ぶということの機会や必要性は増えこそすれあまり減りません。
このことは単純にお金持ちが幸せであるという訳ではないという世の中の仕組みにつながります。
選択肢がそもそもなくて選べない苦しみも、選択肢が多すぎて選べない悩みも同じように厄介な問題です。

その問題に対抗、対決する手段には人間の知恵や思考、コミュニケーション、情報の管理と共有などが考えられます。
元々人類は、このような高度な知性を身につけ、生活を生み出したことによって「選択・非選択の悩み」を生成したという自家中毒ではあるのでしょうが。

2010-12-06 06:00

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