仕事というのは実行半分責任半分

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ある仕事をするのにその人がふさわしいかどうかを決める要素は2つあります。
一つはその仕事を為す、達成する、成果を上げるための能力や知識、技術があるかどうか。
もう一つはその仕事を為し得なかったとき、失敗したときなどに責任を取れるかどうか。
これらは半々の重要性、比率を持つように思います。

気をつけて考え直してみると、ある役職に就けたり、仕事を任せたりするときに、その難易度や個人の持つ能力との大小だけを考えてしまうことがあります。
しかし、世の中のあらゆる「仕事」において、その定義上「やらなくてもいい仕事」というものが存在しないと考えると必ず「責任」というものもセットになって付いてきます。

半分半分、半々とは書いてきましたが、その仕事が高度になればなるほど、組織のヒエラルキーでいけば管理者、経営者など上位になるほど、多くの人に教えたりする立場として接触が増えれば増えるほど、責任の比率は増えるでしょう。
会社組織の上長やトップ、軍隊の指揮官などは多くの場合「責任を取る」ことが最大の仕事になります。

責任を取る、とは部下や周囲に責任を負わせないことでその能力を最大限に発揮させ全体としての利益を最大化することもそうです。
個人として、あるいは集団としての仕事の結果に対して、あきらめさせることも含め説明し納得させることも責任の取り方としては十分にあり得ます。
(これなどは、話術や政治というややあやしい要素が入り込んでくる可能性がありますが)

2010-12-02 07:00

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