カウンセリングでクライアントはメモを取りましょう

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カウンセリングのとき、クライアントはメモをとりましょう。
カウンセラーは自分が記録をするのではなく、クライアント自身ににカウンセリングの内容などを書かせるというやり方もあります。

カウンセリングの記録というと、これは医療・診療における診療録(カルテ)の様なものですから、それをクライアント側が書くというのは何か変な気がするかもしれません。
しかし、クライアント自身が記録することによって良いこともあります。

カウンセリングがないとき、継続できないような状況になったとき、緊急にカウンセリングを受けたいと思っても現実として無理なとき、これらの場合に記録(ノート、メモなど)を参照することによって、不完全ながらカウンセリングに近い安心が得られます。
記録をセルフカウンセリングのツールにするのです。

問題を解決したり、苦しみを緩和したりすることができるという効果も期待できますし、問題や悩み、不安がまったく具体的でない(うつ状態、うつ的思考から生じるような漠然としたもの)ときにもお守り、気休めなります。
忘れていたことや見逃していたことを自分のメモ、ノートという主観と客観の性質を持つものから得られます。

2010-05-23 7a.m.

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