traumaticstress

カウンセリング

ピンチが惨事にならないとき

キーワードは「無力感」。どんなに大きなピンチでも、その人に生きる力、単純なパワーがあったらばピンチではなくなる。マンガや映画、アニメのスーパーヒーローのような超人的なキャラクターならば、普通の人が参ってしまうような状況も克服できてしまう。ピ...
メンタルヘルス

大惨事がトラウマティックストレスになるとは限らない

災害やレイプなど、出来事や事件の衝撃が大きければ大きいほど、実際に怪我をしたり身の危険を感じたりすればするほど、それがいわゆる「トラウマ」となりやすいのは確かだ。もちろん惨事の「強度」だけがトラウマが生じるか否かを決めるわけではない。強度と...
メンタルヘルス

惨事ストレスを受けた人のケアでは、話させた方がいいのか、話させてはいけないのかというテーマに対する新仮説

惨事ストレスケアにおいて、クライアントに話をさせた方が良いのか否かを判断するためには2つの要素を考慮するべきだ。それは「惨事ストレスの強度」と「本人の想起・抽象化能力」である。この2つが同時に高ければ高いほど、再体験によるダメージを増やすと...