trauma

メンタルヘルス

においや音がトラウマになりにくい人たち

普段においや音に敏感だったり、それらに関連したものを扱う仕事をしている人は、惨事のときに嗅覚、聴覚から入った情報に悩ませる可能性が少ないかもしれない。 こうした人たちは、惨事に関係して入ってくる情報が増えたとしても(トラウマ体験と「におい」...
エッセイ

知る必要のない秘密を聞いてしまうこと

世の中、思っている以上に秘密というものはいっぱいある。 知りたくなってしまうという秘密はもちろんある。 人には好奇心というものがあるから。 本能的に、より多くの知識や情報があると生存や快を得るのに有利だということをわかっているということもあ...
メンタルヘルス

うつ的思考やトラウマを打ち消すのに時間が必要なわけ

おかげ様で下記Tweetに若干のFavとRetweetをいただいた。 元々は次のtumblogエントリを読んで、褒めることによる学習も失敗による学習も、人間の中に起こっていることは生理的にも心理的にも同じだろうと考えた。 六百デザインの「嘘...
エッセイ

トラウマ体験と「におい」や「音」が強固に結びつく理由

においや音に関連した連想記憶というものは視覚に関するものよりも、強い印象を残す場合がある。 いわゆるトラウマティックな体験と合わさってトラブルや問題になる。 その体験をしたときのにおいと同じか似たようなにおいを避けるようになったり、においに...
カウンセリング

ピンチが惨事にならないとき

キーワードは「無力感」。 どんなに大きなピンチでも、その人に生きる力、単純なパワーがあったらばピンチではなくなる。 マンガや映画、アニメのスーパーヒーローのような超人的なキャラクターならば、普通の人が参ってしまうような状況も克服できてしまう...
メンタルヘルス

大惨事がトラウマティックストレスになるとは限らない

災害やレイプなど、出来事や事件の衝撃が大きければ大きいほど、実際に怪我をしたり身の危険を感じたりすればするほど、それがいわゆる「トラウマ」となりやすいのは確かだ。 もちろん惨事の「強度」だけがトラウマが生じるか否かを決めるわけではない。 強...
メンタルヘルス

惨事ストレスを受けた人のケアでは、話させた方がいいのか、話させてはいけないのかというテーマに対する新仮説

惨事ストレスケアにおいて、クライアントに話をさせた方が良いのか否かを判断するためには2つの要素を考慮するべきだ。 それは「惨事ストレスの強度」と「本人の想起・抽象化能力」である。 この2つが同時に高ければ高いほど、再体験によるダメージを増や...
メンタルヘルス

惨事ストレスと心理的対処の基本的な考え方(メモ)

災害でストレスを感じるのは当たり前の反応 防衛反応は当たり前の反応だが、強すぎると心身を痛める、または長く続きすぎる ※今朝はメモの画像で省力エントリ。そのうちテキストに書き起こすけど。 ※文字がブレてるのは乗り物(新幹線)移動中に書いてた...
メンタルヘルス

大規模災害の被災者に対して心理的支援をする際の準備知識

印象だけで考えても、今回の東北関東大震災規模の災害の被災者や関係者は体験やグリーフが先々にトラブルの元になる可能性は高いと思われる。 その理由を述べる。 基礎的な知識として、同じような衝撃のイベントに出会ったとして、いわゆるPTSDのような...
メンタルヘルス

惨事CO、プチ、レイプ、惨事後、好奇心

手書き画像エントリ ストーリーや説明はクライアントとの共有・接点を持つためのツールの一つ なぜ最近の人は「プチ」うつとか「プチ」トラウマと言うのか レイプと殺されかけはどちらがよりトラウマティック traumatic か 異常だけど正常とい...