theory

カウンセリング

精神分析の技術が高いとかは本質ではない

精神分析だとか、来談者中心療法だとか、交流分析だ、内観療法だ、と理論・流派は数あれど、実際の行動や介入としてクライアントにどう関わるべきかというアウトカムには良し悪しに関する違いはあまりないのではないか。 特に、切羽詰まって、危険が差し迫っ...
メンタルヘルス

自分理論のつくりかた

カウンセリングをするにもエデュケーションをするにも、ひとまずの目標地点は、現場で使える「自分理論」を持つことだ。 自分理論というのは守破離の離にあたる。 守破離って何?どこからきてるの? | deathhacks 一度に、現場でのすべてを「...
カウンセリング

カウンセリングで共感のまえに十分話を聞く理由

以前のエントリを広げてさらに考えてみる。 まず驚き、なるほどと思うことが共感につながる | deathhacks 極端な例を挙げてみる。 クライアントがセッションの開口一番に「実は夫が最近亡くなりまして。。時間が経てば経つほど、悲しくて寂し...
カウンセリング

人は歴史を好む

人は事例が好きだ。 自分が学んでいることの知識や仕組み、法的な制約や科学的根拠などを知ることは、その内容にライブ感を感じることができなければ、一部の人にとっては難しい。 ところが、事例にはストーリー性があるから始まりと終わりの区分がある程度...
コミュニケーション

組織への関わりと情報開示のレベルを整備・調整するときの考え方

個人的には、今の世の中、開示できないプライバシーや守秘契約上の話以外はすべてオープンにしてしまっていいと思う。 組織の話として。 だから、会議の内容や議事録なんかもドンドン公開したい。 周りの賛同は得にくいだろうが。 はてななんかはずいぶん...
メンタルヘルス

話すこと、書くことによるストレス対処について考える

悩んでいるときや惨事ストレスを受けているときに、クライアントに勧める対処として「話すこと」「書くこと」が挙げられる。 「書くこと」によってストレスなどが軽減する(可能性がある)理由について、「記録をしたから、そのことを忘れてもいいのだと認識...
その他

目を見て話さなくてもいいんじゃないか

人の眼を見て話しなさい(話した方がいい)という指導(指摘)は単に、相手が嫌いだとか嫌な感じがしたという主観や印象をあたかも客観的・普遍的な感じがするような言い換えをしただけのものである Twitter / neti2: 人の眼を見て話しなさ...
カウンセリング

古典>近・現代>最新(メッセージコントロール)《カウンセリングの変遷》

古典 古典的なカウンセリング、精神分析や医療との違いや棲み分けが(クライアントにとって)あいまいだった時代がありました。 「異常」な状態を「治す」ためには、カウンセラーが指示的にクライアントに正しいと考えられる方向・道を示してやって、そちら...