suicide

メンタルヘルス

自殺対策は、救急的対応に向かえば向かうほど、介入としては妥当になるが、費用対効果は悪くなる

対象人数が減るし、個々に要するリソースやコストは増える。 自殺対策だってサービスの一種だから、利用する人や場面、回数が多いほど金銭コストをかけられるし、早く、より高い確率で利益を回収できる。 一方、自殺対策につながる形でのうつ対処を試みると...
カウンセリング

アルコール多量摂取やリストカットに対処するためのアドバイス

多量飲酒やリストカットなどの自傷行為・自身に対する攻撃や適当でないストレス解消法は、それ自体生命に関わる。 かと言って、簡単に本人が止めるということもできないし、周囲があの手この手を尽くして引き離すことも難しい。 こうした状況やクライアント...
ポストベンション

DEATH NOTIFICATION

今日は以前のエントリ(自殺や事故に対して管理者がまず出すべき2つのメッセージ | deathhacks)を revise して書こうと思う。 組織の従業員などが自殺や事故でなくなったときには、管理者、経営者ももちろん衝撃を受けるだろうし大変...
ポストベンション

自殺があった後にマネジメントが出すべきメッセージとは

惨事後のメンタルサポート介入の内容は多岐にわたる。 そうは言っても世の中にある活動や商品、ポストペンションの作法は無数にある。 何か確立した定義や基準があるわけでもないからアナログに臨機応変にするべきことは決められる。 言ってしまえばポスト...
メンタルヘルス

死にたいと言う人は自殺しないという誤解

死にたいと口に出していっている人はかえって自殺しないものだ、という誤解がある。 「誤解」とは言うものの、もちろん死にたいと口にした人間が全員必ず自殺を実行しているわけはない。 現実には、死にたいと言っている人も言っていない(言わない、または...
ポエム

相手を変えるためには自分が変わる

ショッキングなものや著名人のものであるという理由で、自殺がマスコミにより、興味を主体に報じられることがある。 それらが社会や現に自殺に近づいている人に対して悪い影響を与えることは知られている。 自殺をニュースとして扱うときの注意点は以前から...
プレゼンテーション

ガー・レイノルズの「裸のプレゼンター」を読みながら自分のプレゼンを振り返る – その1

先日、自殺対策に関する教育講演を2回した。 聴衆はそれぞれ100人と50人くらい。 メンタルヘルスやカウンセリングの専門家はほとんどいなかったが、それぞれの現場では自殺企図を持つ人間に接する機会が多いという背景があった。 講演は概ね好評に終...
カウンセリング

死にたい、死にたい、こうやって死のうと思っている、準備中だというクライアントへの対処

とにかく「死にたい」「消えてしまいたい」ということを繰り返し話す、語りかけてくる、電話をしてくるという人にはどう対処したらいいのでしょうか? そんな質問を自殺対策教育の場で受けたのだが、もう少しうまく、補足して答えれば良かったなと思い、まと...
カウンセリング

自責感のグラデーション

知識と経験が乏しい人が、死にたい気持ちを持つクライアントに関わる現場を想像すると両極端になりやすいから注意すること。 両極端の一方は、死にたい気持ちを知るのが怖いから聞かない確認しないと言うもの。もう一方は聞いて確認して自分側がパニックにな...
ポストベンション

自殺した人を非難してみる

自殺が起きた後に、周囲の個人と面談して話すときに、十分聞けているか、「味方」になれているか、信用されているかを確かめる方法がある。 自殺で亡くなった当人を少し非難してみるのだ。 明らかな悪口を言うというまでではなく、多少「あきれて」みる。 ...