rehabilitation

メンタルヘルス

うつのリハビリはこころの受身を覚えるチャンス

柔道技の達人になるのは難しいが受身は誰でもうまくできるようになる。 うつのリハビリで鍛えるべきなのは身体の頑強さや抵抗力ではない。 次に起こる試練や日常のストレスから、以前の自分よりもうまくかわしたりダメージを減らしたり大怪我をしないような...
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組織がうつリハビリ者に「完全に治ってからの復帰」を求めるのは行政の指導上も誤り

うつのリハビリについて先日、質問、というか情報があった。 最近の企業等組織ではうつによる休暇や病休、休職の後の復帰・復職、つまりリハビリには、本人が休む前と同じように勤務できることを条件としているという。 しかもそれは厚生労働行政、あるいは...
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心理臨床現場で使うツールの費用対効果を意識する

うつのリハビリ期に職場に復帰するとき上司や同僚数名にカウンセラーと本人がサポートや理解をお願いするバスケット法や、ディブリーフィングのような惨事後のグループミーティングは、効果が高いという理解はありますが、実際にそれをマネジメントするとなる...
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人間はなかなか死なない

うつのリハビリでは、ちょうど良い負荷にコントロールしながら、体力や感覚、社会での生活力を回復していくのが本当に難しいものです。 運命的な要素や社会や組織の規範がどうしても個人の事情に合せてゆずることができない場合も多々あります。 それ以外は...
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オーバー・ディスクロージャーの原因と良くない理由

オーバー・ディスクロージャー over-disclosure とは「過剰な情報開示」のことです。 ここでは特に、日常や、カウンセリングの現場、メンタルヘルスの教育現場も含めてた様々な場面で、ある個人が自身の内面や悩み、過去や体験を不適切な程...
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到達目標を高く設定すると不全感・無力感も高まる

教育では理想や完成形、目標を適時適切に示さないと被教育者はなかなか満足が得られません。 特にスポーツやカウンセリングなどの実践・実戦、現場やOJTでの経験や体験がなければどうにも上達しない分野では教育者がうまく目標設定をしたり手助けをするの...
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うつ的反応の一例(1)

うつで職場を休んだ後に、リハビリで出勤を始めた方の話です。 何日か順調に通勤し、うまくリハビリが開始したように見えました。 しかしある朝出勤してから、急に帰りが不安になりました。 彼は都心の大きな駅を経由して通勤していたのですが、その乗り換...
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うつからの復職リハビリ支援とバスケット法の考え方

うつなどによる病気休暇あるいは休職から復帰・復職する人の支援をする場合を考えます。 カウンセラーとして関わることもあるでしょうし、専門家としてアドバイスをしたり復職リハビリ全体のマネジメントをみる要望をうけることもあるでしょう。 自分の立ち...