novel

ポストベンション

映画や小説のコアテクノロジーは端折ること

映画でも小説でもマンガでも自己紹介でも、その核となるものは「省略」だ。 元々の物語と同じだけの尺を使わないと表現できない、伝えられないというならば、いくら時間や資源があっても足りない。 映画でも、説明書でも、ある人間の思考や思想、(擬似)体...
エッセイ

マンガ、映画、小説で知るうつとPTSD その1

うつやPTSDという言葉は一般的になったが、そのサポートを仕事にしている立場で、あらためて説明しようとすると理屈っぽくなってしまいがちだ。 そんなとき事例や比ゆを活用するのが一つの手だ。 だが、事例は経験するのに時間がかかるし、守秘や匿名化...
エッセイ

人に会っていなくても影響は受ける

家族や夫婦でもなければ、人と人はそんなに長くは直接にコミュニケーションを取ってはいない。 これは一定時期・期間の職場や学校での人間関係についても同じだ。 そもそも、ヒトは生きている時間の3分の1は眠っている。 眠りの間は独立孤独な時間だ。 ...
エッセイ

「ジョジョの奇妙な冒険」と「八日目の蝉」に見る真理

一昨日のエントリ(自由と時間と健康とお金の話 | deathhacks)と関連した内容。 生きる意味とは何だろうか? 生きていることやその細部、例えば働くことや家族をつくること、勉強することやスポーツをすることに「意味」というものはあるのだ...
メンタルヘルス

現場の人と安楽椅子探偵

「探偵」にも色々なスタイルがあります。 シャーロック・ホームズはバリバリの現場主義者、フィールドワーカー。 (自宅や頭の中だけで事件や謎を解決してしまったエピソードもあったかもしれませんが) 「赤毛連盟」のように直接に犯人逮捕の場面に乗り込...
メンタルヘルス

メンタルヘルスを題材にした映画ができる

最近数年でビジネスや専門業界をテーマにした小説や映画が増えています。 昔から政治や軍隊、警察や医療などはノンフィクションのようなフィクションとして取り上げられることが多かったのですが、それ以外の「業界もの」にまで多様に広がっています。 小説...