メンタルヘルス 原始時代に「うつ」はなかった 原始時代にうつはなかった。 心身ともに疲れきった状態での行動に、感情面からブレーキをかけるうつ的なものが長期間存在できなかったからである。 疲労困憊したら自然環境に負けたり獣に襲われたりして即座に命を落としていたから。 痛みや疲れというもの... 2012.05.08 メンタルヘルス
エッセイ 感情のメモリー 感情というものはやはり何か目的があって存在すると思っている。 目的、というとそこに何か「神の意思」のようなものがあるようなイメージだが、それとは少し違う。 感情があることによって、生き物もしくは種として有利になる点、つまり意義があるのではな... 2012.04.20 エッセイ
エッセイ なぜヒトには感情があるのか 「人間になぜ感情というものがあるのか」は私のテーマの一つになっている。 感情を、完璧ではないまでも、より理解したり、カウンセリングで扱ったり、自分自身のそれを知ったりするためには、感情の動きだけではなくその始まりについて考えることも必要だと... 2012.02.15 エッセイ
エッセイ 感情は原始的で、理性が上位にくるのか 言動が感情にふりまわされるさまは「動物みたいだ」とか、最悪の場合「鬼畜である」というように評される。 このように考えられるのは次のような常識があるからではないか。 人間は動物よりも高度に進化した上等・上位の種である 原則として、理性や知能と... 2012.02.13 エッセイ
メンタルヘルス マネジメントを分割してメンタルヘルス商品化することは可能か 下記2つのエントリに引き続いて、メンタルヘルスやカウンセリングなどを、ある組織がより良くなるために活用することについて考えている。 トラブル解決ではなく、プラス成長を求める社会 | deathhacks メンタルヘルスは社会を導けるか | ... 2012.02.07 メンタルヘルス
メンタルヘルス なぜ誤りを認めないのか 誤りを認めることには感情が絡む。だから難しい。それは他人から指摘される場合だけでなく、自分で自分の誤りを確認することでもそうだ。 誤りを認めることから始まって、そこに「こうしたほうが良かった」という反省が加わると次の展開や希望につながること... 2011.12.27 メンタルヘルス
コミュニケーション 物語が人の心に響くのはなぜか 人間は原則として一度に一つのことしか認識できない。 同時に別のことを考えることはできない。 マルチタスクは幻想や錯覚だ。 「いや、私は一度にいくつものプロジェクトを切り盛りしているぞ」とか「ながら勉強は?」とか「車の運転をしながら音楽聞いた... 2011.09.12 コミュニケーション
カウンセリング 「わかる」ことのパワー 何かを「わかる」ことは単純にうれしいことだ。 それは、わからないことによる不安の裏返しとも言える。 逆に、誰か他人に自分のことをわかってもらうということも心地よい。 人間は本質的にも集団や社会の中でしか生きていけないから。 生まれた時、ある... 2011.07.01 カウンセリング
エッセイ パートナーは一人にしぼらなくても良い – 結婚について(3) 結婚するにしてもしないにしても、「パートナー」をたった一人に限定する必要はないのではないかと思う。 もちろん、2人以上と同時に結婚すれば「重婚」だし、結婚していて配偶者以外と関係を持てば「不倫」とされ、独身でも同時に多数の異性と濃く付き合え... 2011.06.23 エッセイ
その他 組織は生まれた瞬間から成長し老化する 人間の意思や経済活動の集合体である「組織」もまた、人間と同じ性質を持っている。 生まれた後に、何も手をかけなくても勝手にうまく育つということは稀だ。 「からだ」が大きくなることが必ずしもベストというわけでもない。 ドラッカーが言ったように、... 2011.06.20 その他