controversy

メンタルヘルス

惨事ストレスを受けた人のケアでは、話させた方がいいのか、話させてはいけないのかというテーマに対する新仮説

惨事ストレスケアにおいて、クライアントに話をさせた方が良いのか否かを判断するためには2つの要素を考慮するべきだ。 それは「惨事ストレスの強度」と「本人の想起・抽象化能力」である。 この2つが同時に高ければ高いほど、再体験によるダメージを増や...
メンタルヘルス

平和なときに議論しない、有事にもしないでは、半端な連携しかできない

メンタルヘルスや精神科医療には多くの議論 controversy がある。 これらは限界をしりつつも平常のときに、その良否の判断や科学的検証をしていくべきだ。 東日本大震災のような大災害が起きたときに、どんなツールを使うか、どのようなケアを...
カウンセリング

曰く「法律相談だったら専門家2人に話を聞いてもらった方がいいじゃん」 – ペアカウンセリングその3

別のテーマ議論から連接してたまたまメンターから、ペアでカウンセリングに入ることについてのコメントをいただいた。 メ(メンター)「法律相談に行ったとして、相手が1人なのと2人なのとどっちがいいかな?」 オ(オーディエンス)「んー、それは2人の...
カウンセリング

スーパービジョンに上下関係は必要か

カウンセリングのスーパービジョンには上級者が下位の者に指導するという前提があるようです。 しかし、上下関係の存在を絶対的な条件と考えて縛られすぎるのはもったいないように思えます。 「スーパービジョン」の元々の意味は指導や管理、監督というもの...