book

プレゼンテーション

ガー・レイノルズの「裸のプレゼンター」を読みながら自分のプレゼンを振り返る – その1

先日、自殺対策に関する教育講演を2回した。 聴衆はそれぞれ100人と50人くらい。 メンタルヘルスやカウンセリングの専門家はほとんどいなかったが、それぞれの現場では自殺企図を持つ人間に接する機会が多いという背景があった。 講演は概ね好評に終...
メンタルヘルス

メンタルヘルス業界に足を踏み入れ始めた人たちへ その1

(人によって差はありますが)何も知らないところから数ヶ月、カウンセリングやうつ、精神科医療、惨事ストレスなどを学び始めた人たちへ、私が言っておきたいことを数回に分けて書きます。 まず、色々な方法で学び続けましょう。 カウンセリングやストレス...
読書感想

読書感想「あの戦争と日本人」

あの戦争と日本人posted with amazlet at 11.02.26半藤 一利 文藝春秋 売り上げランキング: 2384Amazon.co.jp で詳細を見る メンターのおすすめにより読。 普段はほとんど読まない歴史・史実もの。 ...
知的生産

日々、ワクワク、振り返り

講演を聞いて死ぬほどワクワクすることがあった。 なぜそこまでトキメイたかを後から考えてみると、その理由は、内容が自分の学んできたこと、やっていること、考えていることと一致していたからだ。 同じように本を読んでいて「いいこと書いてあるなー」...
メンタルヘルス

SOCと無力感

SOCという概念は疲労や不安、無力感に関連します。 SOCとは Sense Of Coherence の略称で、日本語では “首尾一貫感覚” と略されます。 (精神科産業医が明かす職場のメンタルヘルスの正しい知識、吉野聡、日本法令、2009...
ポエム

ブログを書く私

下園壮太氏は著書『「遺されたつらさ」の受け入れ方』(講談社+α文庫、2010年)の「おわりに」でこう書いています。 p.243-244  実は本を書く私は、これと同じような問題に直面しているのです。  (中略)  ところが、本という手段をと...
カウンセリング

面接料 カウンセリングで支払うお金について

カウンセリングの対価や時間コスト、そしてそれらとクライアントとの関係性について議論しました。 カウンセリングの金銭コストが(クライアントの価値観において)高くなればなるほど、クライアントは目に見える成果、効果、変化を求めがちです。 ただ会話...
カウンセリング

カウンセリングのすべてがわかる

とかく科学や医療近隣分野としてはカウンセリングやメンタルヘルスにエビデンスが求められます。 カウンセリングに(良い)効果があるかどうかにエビデンスはないのではないかと決めつけ思い込んでいました。 が、以下の本ではそのような根本的な答える人間...
カウンセリング

弟子が時空を超える

以前に本は時空を超える | deathhacksというエントリを書きました。 本を書くことによって、知識を時間的・空間的に離れたところに届けることができるという話でした。 とは言っても本などに記録し、定着させなければ、情報や知識が伝わらない...
メンタルヘルス

背伸びを止めたら生きていけない(社会的な意味で)

日本や先進国の国民が、「成長や改善はもういいからゆっくりしたい」と言うのはナンセンスで、「めいっぱいの努力を続けないと現状維持できない」というのが認識として適当でしょう。 人間の欲望の大きさや慣れという性質から考えて、いったん背伸びをして高...