カテゴリー: メンタルヘルス

  • 自分カミングアウト、あるいは病識を育てるという考え方

    双極性障害の治療のときには、「病識を育てる」という言い方をすることを知った。 横浜の研究会で、みくるべ病院のアルコール依存症の臨床実践について伺った。医療保護でも入院を受け、外泊で飲んでも強制退院させない等。疾患の受容を […]

  • 精神分析と具体的アクションの距離感を見誤っていたようだ

    あるクライアントについていくら精神分析をしても変わらないのではないか。 そんな風に思っていた。 正確には、「変わらないこともあるだろう」「必ずしも問題は解決しない」という印象だ。 これは、元々のフロイドが始めたような、ク […]

  • うつのリハビリを支援するときに大切なこと3つ

    うつなどのメンタルヘルス不調者が復職するためには多くの人の支援が必要になる。 主治医、産業医、人事担当者、家族、カウンセラー、などなど。 だが、これらの支援者が互いに良く知っているか、良く思っているかと言えば、そうではな […]

  • メンタル不調者の復職の責任を明確に本人と職場に渡す

    メンタル不調の回復段階では、どこかの時点でサポートを終了するなり、しっかりと切り替える必要がある。 不調が疾病性・事例性を持った当初は、専門家が十分にサポートするにしても、いつまでもそれを続けることはできない。 サポート […]

  • 図書館通勤と復職の隔たり

    うつの休養・休職からの復帰で、段階的な回復の確認と慣らしを兼ねて、「図書館通勤」が奨められることがよくある。 図書館に限らないが、自宅などでのほぼ完全な休養から、会社への復職の前段階として、どこか環境的・地理的な中間地点 […]

  • 不定愁訴、取扱注意

    不定愁訴というものは厄介だ。 それ自体の苦しさというのもあるが、どう扱うかという問題があるからだ。 「何が苦しいのか自分でもよく分かりません……」 「どこがどんな風に痛いのかうまく説明できない」 「これが症状なのか、悩み […]

  • 場所に注目して犯罪やPTSDに対処する

    犯罪を減らす方法として、犯罪者個人に注目する以外にも、場所を切り口にするというものがある。 犯罪が起きる条件としては、人間の内面的要因はもちろんあるわけだが、もしもそうした「誘惑」や「迷い」があったとしても、「場所」とい […]

  • メンタルヘルスを支援する人がダークサイドに落ちる

    メンタルヘルスに携わる人ら自身が、メンタルヘルス上で不調をきたしたり、非倫理的な言動をする結果になるのは由々しき問題だ。 だが、実際にはよく見かける。 太く短く活動しようとして、あるいは意図せずそうなってしまい、結局活動 […]

  • メンタルヘルス(医療)では結局、集団アプローチへ向かう

    個別対処は重要だし、それぞれのケースに調整やカスタマイズの妙がある。 だが、それゆえに効率が飛躍的に上がるということはない。 全体を以下に底上げするかや、後継者・後任者をどう切れ目なく再生産していくかが、長期戦略・経営的 […]

  • 不幸極限への対応の考え方

    トルストイが言うには、 「幸福な家庭はどれも似たようなものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」 らしい。 これは個人についても当てはまるだろう。 ただし、不幸が極まると、これもまた幸福と同じようにワンパ […]