専門用語を作り使うこと

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専門用語、あるいは内輪語、仲間内だけで通じる言葉を作り出し、定義し、その上に議論や研究をすることには良し悪しがある。

たとえそれが、表そうとすることが、すでに存在する一般概念や他業種、業界での言葉と似ていたり、ほぼ同じだったとして、それをそのまま使ってしまえば、関係者が理解するのにかかるコストを減らすことができる。

逆に、そういった用語の転用・応用をしなければ、コストはかかるが微妙な違いや誤解を招くリスクが減る。

精神分析における「コンテイナー」「コンテインド」などにも、そういう意味での是非を考える。
コンテナ、という言葉であれば、一般的であり、なんとなく「その中にモノが入る構造物」というイメージがわく。
しかし、コンテインド、となるとスッと意味が了解することが難しく感じる。
セットで用いることにより、その業界オリジナルの、独特の意味合いを持つことを強調できるという利点はある。

2013-08-17 08:00

スマホやLINEへの依存は悪くない

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最近盛り上がっている「スマホ依存」だとか「LINE依存」だとかは、癒しやストレス解消、手軽な愛情確認と承認欲求の充足になっている面がある。
悪いことではなく、むしろトラブルの抑止や他では得られない他者とのつながりを補完している。

親の愛情や適当な人間関係が十分にあるならば、不適切なほどの依存は生じにくいのではないかね。

2013-08-04 09:00

多数決の正しい使い方

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多数決、というものは皆知っているし、小さい頃からなじんでいるものだろう。
大人になってからも、仕事や生活の中でよく使われる。
ミーティングの決を採る、グループで今日は何を食べようか、どこの居酒屋に入ろうか、などなど。

プライベートの中で多数決を用いるのであれば目くじらを立てることもないのだが、ビジネスの中でそれを使おうとするのならばきちんと注意しなくてはいけないことがいくつかある。

最後に多数決を採ることを話し合いの前に知らせておく

ミーティングであれば、アウトプットを明らかにしておかなくてはダメだ。
単に意見を聞くだけだとか、情報共有や報告のみを目的とすること自体は間違いではない。
しかし、最終的に何らかのアクションを決めるとか、方針を定めるというように、そのミーティングへの要求があるのであれば、その決め方はあらかじめ決めておかなくてはいけない。
多数決で決めるのかと思ったら、一番エライ人が「じゃあ後は私が決めますね」ではそもそも意見を出したり議論をするいぎが少なくなる。

多数決で決めるのが適切かどうかの検討

おかしなことを言っているように聞こえるかもしれないが、まず「多数決を採るかどうか」を多数決で決めるべきなのだろう。
物事には多数決で少数派を押さえつけてはいけないものも多数ある。
そういったものにそもそも多数決を前提とした話し合いをしてはいけない。
また、多数決においては棄権という手段や、話し合いのグループからの離脱という行動も、禁止されなければ残される。

多数決以外の意思決定方法を知っておく

多数決は単純な仕組みで、ポピュラーなだけにやみくもに適用して頼ってしまいがちだ。
だが、責任の所在が不明確になるという大きな欠点もある。
本来多数決での決定についての責任者はその場にいた人間全員であるということはあまり認識されない。
多数決以外にも「全員一致(しなければ決定とはしない)」や「意思決定者(代表)が最終的に決める(責任も持つ)」などの決定方法はある。
先に書いたようにあらかじめ「決め方を決める」ことはとても重要だ。

まとめ

今回の「多数決」問題のように、オンでもオフでも、疑問を持たずに見過ごしていることは多い。

2013-08-01 09:00