カウンセリング逐語録とライフログが似ている件

20130524122210

逐語録はライフログだと思う。
短時間、約1時間などの中で、カウンセラーとクライアントの間でのやり取りや雰囲気、発言や思考などを後から、もれなく記録する。
記録の中で何か気づきが得られることもあるし、後日まとめて一連のそれらを読みなおして思いもよらぬ発見がされることもある。

場合によっては公開(学会、論文への発表など)されることもあるし、集団守秘を保った限定的なグループ内で議論されることもある。
(半)公開することによって、する側される側双方にメリットが生じるのもライフログと同じだ。

ライフログは、記録することそれだけでもプラスがあるが、それを自分で読み返すことでさらに別の効果が出てくる。
さらには他人と共有することで、中身や枠や世界が広がる可能性がどんどん出てくる。

逐語録は逐語ログと言い換えてもよいのではないか。

こうして考えると、通常カウンセラーが作成する逐語録を、クライアント自身に作らせるということも考えられる。
きっとセラピーや内省などの進みや成果は倍増する。

(関連エントリ)

カウンセリングでクライアントはメモを取りましょう | deathhacks

2013-05-26 08:00

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コメント

タイトルとURLをコピーしました