愚痴を「言う」のと「聴いてもらう」では効果はまったく違う

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愚痴を単に吐き出しても、意味がなかったり、空気を悪くしたり、余計にネガティブになったりしてしまう。

愚痴は、相手に「聴いてもらわなくては」気持ちが多少なりとも軽くなりすっきりするような効果は出ない。

ただしゃべることと聴いてもらうことの違いは、聴き手の反応・リアクションにおけるものだ。
聴き手の条件ということならば、愚痴を漏らす側にできることは何も無さそうにも思える。

しかし、聴き手を選ぶことはできる。
この部分に上手な愚痴り方のコツがある。

うまい具合に合いの手などを入れてくれる人、余計な批評や主張をあまりしない人、話の内容について利害関係がない人、時間の余裕のある人。
冷静に考えてみると、どう見ても聴き手の選び方が悪くて、愚痴り損になっていたり、逆にストレスを増やしてしまっている場合がある。

愚痴るのが上手い人は、知ってか知らずでか、敏感に相手やタイミングを選びとって愚痴っている。
そういう愚痴のコツを使いこなしている人は、決して愚痴るからといって嫌われたりすることもない。

2013-01-30 14:00

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