「キチンとしていること」と「キチンと感」の違い

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キチンとしていること、には定義はない。
それを見た人の受け取り方、主観次第だ。

「清潔なこと」と「清潔感」の違いと同じようなものだ。
元々、清潔である方が好ましいという価値観は、ヒトが生き物として穢れや不潔、細菌やウイルスなどによる感染症や食物の腐敗と闘ってきたという歴史から生まれ引き継がれてきている文化だ。

だが、現代であれば、特に日本であれば、清潔であることはほぼ無料・無償となっている。
巷に病気があふれているということはないし、普通に水道の水を飲んでもお腹をくだすこともまずない。

不潔がタブーになった理由 | deathhacks

それでも、ヒトは必要以上に「より清潔」であることを求める傾向がある。
それが「清潔感」、なんとなく「キレイなものに惹かれる」という感情に現れるのだと思っている。

人間誰でも、完璧ということはないわけで。
たまたま目にした対象の、清潔感やキチンと感などを目印にして好ましく思ったりという偶然が連続したりすると簡単に思い込みをしてみたりすることになるのだろう。

2013-01-22 07:00

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