相手に分かる言葉を使う 皆に分かる言葉を使う

20130110070214

心理カウンセリングの勉強会で、自分の発言がうまく伝わらないと言う感覚を味わった。
内容がダメだったとか、的外れだったとかいう可能性はとりあえず無視しておく。

相手やその場にいた皆に伝わらないとか、支持を得られないというのは、言葉の意味や背景をうまく共有できなかったからだと思う。

私は「あきらめる」という言葉を使ったのだが、この言葉はまったくの一般単語でしかない。
医療の記録やカルテ、共有やカンファレンスなどの場や媒体であれば、これでも言いたいことが伝わったり、なんとかくみ取ってもらえたりするかもしれないが、厳密な、高いレベルでの共有には程遠くなる。

「否認(している)」(〇〇を否認している、というように主語もあるべきかもしれない)のような、完璧とは言えないまでも、一つの歴史ある体系との中に定義され使われてきている言葉を活用しなくてはいけない。
発言や発想内容の可否良悪なんかはその先の話だ。

2013-01-11 07:00

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