さまざまな不満にマスクされる労働条件など


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職場の人間関係や労働条件などに対す不満が従業員から上がってくることがある。
ハラスメントまではいかなくても、上司や同僚に対する不快な感情、物理的制約など、管理者としては頭が痛い内容であるかもしれないし、放置しておくわけにもいかないことも多い。

このとき、気持ちや心理というものを知っていると大分その扱いや見方が変わってくる。
もちろん経営や管理を学んでいたり、十分経験をしていたりすれば自ずからわかってくるものなのかもしれないが。

ある従業員が何か不満を漏らしたり、訴えてきたとして、いつでも文字通りその言っていること「だけ」を見たり、相手にしたりしてはいけない。
「上司からの扱いがよくない」とかという意見は、実は賃金などのもっと単純・直接の報酬条件に対する不満の表れかも知れない。
際限なくあげることはもちろんできないが、仮に給料を倍にすれば、人間関係については我慢することができる、と本人も結構はっきり気づいているかもしれない。
逆に、給料が下がった(あるいは昇給しない)ことによって退職や転職を考えているのかもしれない。

特に日本人は自分の給料を他人に教えあったりはあまりしないし、直接に「給料をもっと欲しい」というような要求をすることをはしたないというように感じていたりする。
そのことが別の場面で現れる可能性もあるということだ。

カウンセリングでも、クライアントが最初に話した悩みが実はまったく違うものから来ていたりすることに後から気づくことは多い。
それがカウンセリングの本質の一つでもある。
別に嘘を意識してついているということでもなく、無意識の為せる単なる現象だ。

2012-10-18 13:00

(関連エントリ)

クライアントにだまされるな | deathhacks

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