2012-06

メンタルヘルス

アルコールを飲む時間は本当にプライベートと言えるか

仕事をこなしてオフの時間になったときに、ストレス解消やリラックスの手段としてお酒を飲む人は少なくない。 ほとんど毎日習慣のように飲む人もいる。 面白いことに、仕事(オン)が忙しければ忙しいほど、緊張や負荷が強ければ強いほど、お酒を飲まずには...
エッセイ

陰性感情を持つことを、それだけで悪く思う必要はない

人間誰しも、特定の人を嫌に思うことはある。 その相手との関係が簡単(容易に解消したり離れたりできる)でなければ、さらに苦しく感じる。 例えば、箕内・血縁であるとか、仕事上の付き合いだとかで。 そうでなくても、他人を嫌うということ、それ自体に...
エッセイ

精神分析へのシンニュウ

精神分析に踏み込んでいくと、軽々しくカウンセリングを続けていくのが怖くなりそうだ。 今読んでいるのはコレ。 サイコセラピー練習帳―グレーテルの宝捜しposted with amazlet at 12.06.18丸田 俊彦 岩崎学術出版社 売...
メンタルヘルス

自分理論のつくりかた

カウンセリングをするにもエデュケーションをするにも、ひとまずの目標地点は、現場で使える「自分理論」を持つことだ。 自分理論というのは守破離の離にあたる。 守破離って何?どこからきてるの? | deathhacks 一度に、現場でのすべてを「...
カウンセリング

アルコール多量摂取やリストカットに対処するためのアドバイス

多量飲酒やリストカットなどの自傷行為・自身に対する攻撃や適当でないストレス解消法は、それ自体生命に関わる。 かと言って、簡単に本人が止めるということもできないし、周囲があの手この手を尽くして引き離すことも難しい。 こうした状況やクライアント...
カウンセリング

直接会わないカウンセリング

「直接に会って話をしないのはカウンセリングではない」というのは、「一緒に住んでいなければ家族や夫婦ではない」と言っているようなもの。 多数がそうだからといって、その事実が、イコール少数を否定することにはつながらない。 時間的な変遷もあるだろ...
エッセイ

2011-03-24 ノートより

言語化は必ず要素がなくなる、落ちる。 ただし、それは必ずしもデメリットではなく、マイナスばかりではない。 かえって、本質が明らかになったり、シンプルに無駄な要素がなくなったりする。 これは言語化の利点だ。 言語化すれば、他人同士で共有するこ...
エッセイ

商品と営業を分けてはいけない

商品およびその開発と、それを売るための営業は、機能としては分けて考えても良いのだが、現実的に突き詰めるとそれら2つがいかに不可分かを思い知る。 良い商品がありさえすれば、営業コストは限りなく小さくなるということはあり得る。 一時的にでも、需...
ポストベンション

惨事へのサポートケア焦点 その2

昨日のエントリ(惨事へのサポートケア焦点 その1 | deathhacks)の続き。 組織および従業員個々の業務量を調整・配慮する 精神的な衝撃を短時間で積極的に癒す手段はなかなかないが、身体を労わる工夫は具体的で目に見えるから取り組みやす...
ポストベンション

惨事へのサポートケア焦点 その1

ある組織で惨事が連続したとき、例えば数ヶ月間隔で従業員の生命に関わるような事故や事案が複数発生したときに、どんな項目をどのような視点からサポートするかをシミュレートしてみる。 ケアの焦点はどこになるか、という話だ。 出来事の細部を聞き、確認...