忘れるオプション

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世の中、人それぞれ、忘れられないこと、忘れたくないことがある。
逆に、忘れたくても忘れられないこともある。

記憶に関して人間は不自由だ。
いくら試験勉強をしても内容が頭に残らない苦しさを知っている人は多いはずだ。

不自由だからこそ、ある物事を忘れる、忘れないという意思・選択については最大限の自由が確保されなくてはいけない。
場合によっては建前に過ぎないとしても、無理やり勉強漬けにして、他人に記憶や考えを入れこむことは許されない。

例え、100人、1000人の内、一人でも「忘れたい」「憶えていたくない」という人がいたならば、そのオプションは残されたほうがいい。

2012-03-12 08:00

(関連エントリ)

事故や災害によるストレスや記憶を処理する自由と多様性 | deathhacks

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