仲の良い緊張

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人間関係や人付き合いにも緊張感は必要だ。安心や馴れ合いを全否定するのではないけど、同じ目的や志を持つような間柄であればなおさらそうだと思う。

家族や肉親、家庭などではとにかく安らぎが必要だろう。緊張を取り、思考などをいったんリセットできるような場所であると良い。
一方で、食いぶちのための仕事、そして職場であれば、今度は本音を隠してでもうまくやり取りしていくことが必要になる。それはKY、つまり「空気を読む」ということに尽きる。

しかし、目的や志が同じか近い関係で、しかもそのテーマの研究・探求が直接の稼ぎや生存に関係していないような集団の中では遠慮や「空気を読む」ことはデメリットが大きくなる。決して利害が一致しないでケンカをする、仲が悪いというのではなく、率直な関係がどこかにあるといい。

そういった関係を理解し実戦している人は、仲間内で議論や雑談をしていても、10回に1回くらい味方を狙って撃ってくる感じがある。そして実力があるから撃つ弾の威力や精度もスゴい。
あるいは、時代劇の殺陣のシーンで例えると、「ここでもう一人切るとリズムがいいかなー」という理由で味方を切っておくみたいなことを自然にしてくる。

そんな風に自分では考えているから、結構多く反撃したり、切りかかってみたりすることを無意識にも試しているかもしれない。周りや相手がどう認識しているかはわからないけれども。
そんなだからたまに「今日、なんか攻撃的じゃない?」とか言われたりもする。

2011-12-23 10:00

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