沈黙に沈黙を返さない

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カウンセリングを学ぶ初級者に「沈黙には沈黙を」と教えている場合があるが、この教え方は大事な視点が抜けてしまうためあまり良くない。
クライアントが黙っている時にカウンセラーがするべきことは一にも二にも「沈黙の意味を考える」ことだ。

沈黙に対して沈黙で対応することは、カウンセラーが頑張って無理に話したり質問をしたりするよりかは良いが、機械的に憶えてしまうには危険なバッドノウハウだ。

クライアントの沈黙の意味にはいくつもの可能性があり、それを考えたり尋ねたりしなくてはいけない。
考えているのか?
疲れているのか?
あきれているのか?
不安でカウンセラーの様子を探っているのか?
言いたいことはあるのだが、言うか言わないかを迷っているのか?
カウンセラーに話しても意味がない、しかたないと思っているのか?
怒られたり、叱られたりする感じがしているのか?
考えがモヤモヤとしてまとまらず、うまく言葉に出来ないのか?

パターン化やノウハウは時には役立つが、長い目で見てカウンセリングの技術の上達の妨げになる面を持っている。

2011-10-11 11:00

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