2011-09

カウンセリング

「自責」の背景にある「愛」の定義

愛するだけならば、「愛」が何かを知っている必要はない。 自分の中の愛情の存在を意識する必要すらない。 「愛」を他人に伝えるならば、愛を表現できなくてはいけない。 少なくとも、対象となる相手にとって理解できるように。 カウンセリングで「自責」...
カウンセリング

「自責感」を理解するための「責任」考

我々カウンセラーは、惨事に直面したクライアントやうつのクライアントへの対応で「自責感」を扱うことがよくある。 このとき、まず「なぜ」自責という感情が生じるのか、日常生活に支障をきたす、あるいは死にたくなるくらいまで自分責めてしまうのかを他人...
メンタルヘルス

うつをなくす、という考え方は間違い

「うつを減らす」とか「自殺やローパフォーマンスなどによる大きな社会的損失を防ぐ」とかならば現実的に許容できる。 軍隊などの戦闘ミッションや救急医療、災害対応などと同じ観点を持つこと。 「ゼロ・カジュアリティ(一人の犠牲者も許さない)」を目指...
ポエム

自分一人で生きていく

今一番の目標。 関心事。 2011-09-07 16:00
メンタルヘルス

自分のために人を鍛える

自分が人に教えたり、情報を出したりするのは、一に自分のためだ。 勉強会などで、人にアドバイスをしたり、トレーニングを付けたりすることは、短期的には自分の考えや知識、テクニックを整理してまとめたり、効果を試すのに有用だ。 そして長期的には自分...
メンタルヘルス

世の中、質問に答えていないことがよくある

自殺発生後の組織へのポストベンション、つまり介入をチームで行う時には「ストリー説明」というツールを我々は使う。 組織へのチーム介入の教育をしていて、ひと通りの座学説明が終わった後に、受講者から教育スタッフへ「スイマセン。『ストーリー説明』っ...
ポストベンション

介入前ミーティングは「売り込み」の場だ

自殺や事故などが起きたとき、その組織から介入の打診があったとして、最初のミーティングは「セールス」の場だ。 正に「売り込み」のチャンスと考えていい。 「セールス」や「売り込み」という言葉を使ったので、何かこう、顧客・クライアントが本当は望ん...
カウンセリング

最初のローテンションとのギャップが、話を大事に聞いている感を出す

他人の悩みを上手に聞くコツの一つは、初めから興味津々には聞かないことだ。 我々がカウンセリングのトレーニングをするときには、まずはじめに、表情やメッセージのベースとして、「興味津々」の表現から入る。 聞き手が、話に興味を持っている感じが伝わ...
カウンセリング

カウンセリングでもアサーティブ

カウンセラーはクライアントの考えや感情を否定せずに受け入れなくてはいけない。 これは、よく言われる「受容」に当たるだろう。 しかし、カウンセラーの価値観や人生観からして、どうしても理解できなかったり、受け入れられなかったり、どうしても一言物...
メンタルヘルス

うつ病診断技術のニュース性、技術と運用の二人三脚

今どきは、うつや自殺に関するニュースの価値が高い。 例えば以下のニュース。 広島大、鬱病の客観的な「指標」を発見+(1/2ページ) - MSN産経ニュース 原著は以下。 PLoS ONE: DNA Methylation Profiles ...