一流、二流、三流の違い

R1009048

経験しか語れない、経験でしか語れないのは三流か素人
聞いた話、教わったことをそれなりに説明できるだけでは二流
一流なら、もしもあなたが一流になりたいなら、自分で考えたことを語れ

というフレーズを思いついた。

経験しか語れない段階

素人は自分が体験した、限られた知識を、他人やすべての場合に当てはめようとする。
たいていそうしたほうが自分にとって有利になるからだ。
あるいは、自分が否定されることにあらかじめ予防線を張っているとも言える。
変化やそれにともなうストレスを恐れることや、正常性バイアスなんかも同じことだ。

変化にはもちろん、良いものと悪いものがある。
しかし、それらのほとんどは結果であって、変化する(している)そのときに正悪は判断できない。
その点から考えるに、変化は不変に勝る。
悪い変化ですら、不変よりも正義だ。

他者から学ぶ段階

そこで、現実社会では、自分や自我、自分の考えや感情や行動を客観化するために他人に教えを請わなくてはいけない。
我以外皆我師(われ以外皆わが師)だ。

聞いたこと、知ったことをアウトプットしよう。
それが自分の訓練となるし、世の中も良くする(はずだ、と信じたい)。
外に出す知識や技術が自分のものになっていないと、そしてそのことに自分で気づくようにしていないとプロとしては無責任である。
他人に話しながらも、その内容を疑うというのは、難しくて苦しい。
だからこそ、長く楽しめる。

自分自身で考える段階

常に疑い、自分で問題を設定し、答えを探し出すのが一流なのだと思う。
そして、他者と自身の考えや行動を、ちゃんと認識して、分けて考えられること。

おまけ

注意したいのはこの一流>二流>三流という関係は上位互換であることだ。
当たり前だが、自分の考えやオリジナルを語る、重要視するということは、他人から学ばないとか話を聞かないということとは違う。
自分の経験や現場も貴重で大事だ。

2011-08-17 09:00

(参考URL)

認知バイアス – Wikipedia

我以外皆我師 – Google 検索

上位互換 – Wikipedia

(関連URL)

一流、二流、三流の違い – papativa.jp

経営パワー研究所∞:第50回(1流と2流以下の違い) – livedoor Blog(ブログ)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コメント

タイトルとURLをコピーしました