システムで手間を減らす、システムで効果を上げる

個人の能力や、その時々の努力、心がけなどに頼ってしまうのは組織として危うい。
リスクだ。

集団にカウンセリングやエンカウンター・グループなど教育をするときに、お互いの名前を知らないで時間を過ごすのはストレスになる。
これは被教育者同士でも、講師と受講者の間でも同じだろう。
たいてい名札を用意したりしているわけだが、これが首掛けひも付きのモノだったりすると、下がる場所が落ち着かなかったり裏返ってしまったりして意味をなさなくなる。
ひもをうまく短くしたり、ピン留めやクリップ留めのものにしたり、いっそ頭に(!)かぶれるものにしようかなどとも考える。
交流やリレーションの延長として、キチンと相対している人間の名前を知っていることは大事ではある。
ただそれを、何も考えなくてもいいように「システム」にまかせてしまえば良いのに。

実践で技術を教える、その「教え方」を教えるやり方も「システム」が要る。
もちろん教育のし方やカウンセリングなどは、最終的には属人性が入るのは当然だし、すべてを決められたレールに乗せてやれば良い、あるいはできるものではない。
それでもシステム化して、属人的になりすぎないようにできる部分はあるはずだ。
そういった部分は統一する。
労力を減らす。
誰がやっても、ある程度は同じレベルの教育や商品、カウンセリングを提供できるようにする。

そう。システム化、というのは別にサボるためのものでの、大量生産の工業品のように画一的なものを提供するためだけの話ではなく、重要性の高い部分に注力するための「選択と集中」の考え方である。

2011-07-03 06:00

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