iPad 2 を使ってカウンセリングロールプレイの振り返りをする


なるほど、iPad2。

iPad2を買った。
以前に書いたエントリについて検証を始めようと思う。
iPad2に新しく付いたビデオカメラ機能を使ってカウンセリングのロールプレイを録画し、その場ですぐ再生しながらクライアント、カウンセラー、オブザーバーらで振り返りをするというアイデアだ。

iPad 2 をカウンセリングトレーニングに導入する | deathhacks

買ってすぐ、試しに動画を撮ってみると、画質や音声についてはまったく問題なく期待通り。
そして当然だが、撮影後すぐにiPad2の20cm×15cmの大画面で再生できる。
これが大きい。
スピーカーも音楽再生にまで適したものがキチンと内蔵されている。

今まで同じようなことをやるとしたら、ビデオカメラで撮った後に、小さい液晶画面で確認するか、テレビやプロジェクタに接続して再生するか、PCなどにデータをコピーして扱うという手順が必要だった。
それらはどれも”帯に短し、襷に長し”の使い勝手だった。
私たちがしているロールプレイの振り返りは、科学的に綿密に記録したり分析したりするようなものではない。
我々は逐語録の分析やスーパービジョンのようなトレーニングを優先的に重要視して取り入れてはいない。

iPad2なら気軽に撮ってワイワイ(ワイワイする必要はないが)と活発に振り返りができそうだ。
再生しながら画面上部に出すことができるサムネイルインデックスを見ながら、直感的に「だいたいこの辺をもう一度見てみよう」とか「後半だけ見直してみよう」とかいうことができる。

しかも動画データをすぐに共有もできる。
Macに同期したり、データをコピーしてからデータを配ることも考えられるが、そんな過去のやり方はもうスマートではない。
と言ってもiPad2をWebにつないでメールするというわけにもいかない。
動画はファイルサイズが数十MBになるからだ。
ロールプレイはたいてい10〜15分間は一区切りとしてやるからだ。
メールの限界はせいぜい20MBくらい。

この解決としてはDropboxを利用する。

Dropbox – 生活をシンプルに

DropboxのiPadアプリで動画をそのままアップロードできる。
そしてそのファイルへのリンクを各人に送れば良い。
これでやはりファイルサイズと通信帯域にもよるが、その場で、もしくは少なくともその日皆が家に帰ったらすぐに自分たちのロールプレイ動画が共有されていることになる。

私が所属するNPO法人(NPO法人 メンタルレスキュー協会)ではカウンセリング基礎コースとして2日間の講習をしているが、1日目にiPad2で動画を撮ったのならば、その夜には受講者は自分のデータを受け取ることができる。
トレーニング効率は上がると思うが、夜に気を抜けなくて疲労しすぎてしまうのではないかと心配してしまうくらい。
(ちなみに、通常のカウンセリングでも、ロールプレイや教育でも、とても疲労することが多い。テーマが自殺企図や惨事であることもあるが)

あと問題としては、

  • 音質(画質よりも音質が超重要!というのは定説)
  • 画角(もともとFaceTimeを念頭に置かれた仕様だと思うから、広角寄りのはずではある。音質にも関わる撮影距離)
  • 同じ部屋で複数組が同時にロールプレイして十分な品質の動画が撮れるか?
  • ロールプレイでは必然的に複数の人がその動画に映ることになる(少なくともクライアントとカウンセラー)。面識があるグループ内のトレーニングならばOKだが、公募したような教育グループ講習などではあらかじめ一定の了解や統制が必要になるだろう
  • iPad2の価格は44800円から。4〜5人くらいに1台ずつ導入するとなるとそれなりのコストはかかる

などを考えているが、まずは試行錯誤する。

2011-04-29 08:00

アップル – iPad – まったく新しいデザイン。ビデオ通話。HDビデオ。ほかにもいろいろ。

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