2011-02

メンタルヘルス

診断は窓に過ぎない

現代型うつ、新型うつ、ディスチミア型などといくら分類を細かにしたり、増やしたりしても、それが治療や行政施策に結びつかなくては意義が少ない。 あくまで人間や病態が先にあってその後に診断や医療がある。 現代の医学・医療は診断をしてから治療をする...
メンタルヘルス

事故や災害によるストレスや記憶を処理する自由と多様性

大きな事故や災害が起こったとして。 受けた惨事ストレスの処理し方、「平常」への戻り方やかかる時間は人それぞれ違います。 その人なりに整理をつけて、日常では忘れていたいという人もいます。 その出来事を「絶対に忘れない」「社会としても忘れるべき...
メンタルヘルス

SOCと無力感

SOCという概念は疲労や不安、無力感に関連します。 SOCとは Sense Of Coherence の略称で、日本語では “首尾一貫感覚” と略されます。 (精神科産業医が明かす職場のメンタルヘルスの正しい知識、吉野聡、日本法令、2009...
その他

身近なカリスマ性

カリスマ性というものはどうしようもなく存在する。 本人が認めたりコントロールできたりするのとは関係なく。 分析したり考えてみたりすることはなかなか難しい。 自分としては、同じようなカリスマ性を真似ようとか身に付けようという気は今無くて。 う...
知的生産

小学生にもわかるように話す

説明するのに和語や話し言葉がいいか、漢語や書き言葉がいいのかを意識しましょう。 話し言葉を優先して使うというのは、小学生にもわかるように説明するようなものです。 書き言葉など漢語・単語を主体にすると、それらに含まれる多くの意味が利用できます...
カウンセリング

スーパービジョンに上下関係は必要か

カウンセリングのスーパービジョンには上級者が下位の者に指導するという前提があるようです。 しかし、上下関係の存在を絶対的な条件と考えて縛られすぎるのはもったいないように思えます。 「スーパービジョン」の元々の意味は指導や管理、監督というもの...
カウンセリング

カウンセラーの条件

どんな人がカウンセラーに向いているのでしょうか。 そもそもカウンセラーに向き不向きというものはあるのでしょうか。 何人かに聞いてみると色々な答えが返ってきました。 「人が好きなことだ」と言う人もいましたし、「バランス(が良い人)」という条件...
カウンセリング

クライアントに「変わらなくていいよ」と言うことはチャレンジである

ある程度以上にこんがらかったテーマや、疲労し決定できないでいるクライアントの悩みに対して、「変わりなさい」というメッセージを向けても、簡単には受け入れられません。 「変わりなさい」とは、「こうすればいいのに」「こう考えればいいじゃん」「考え...
カウンセリング

メッセージコントロールでの顔面の動き

カウンセリングに限りませんが顔面の動き、表情筋の使い方は、コミュニケーションにとってとても大事です。 まずその動きを感じ、意識して表情を作るには練習や訓練が必要です。 それには演劇などの劇団員や女優・アイドルなどがやっている(おそらく、です...
リラクゼーション

リラクゼーション法のTPO

リラクゼーションあるいはストレスマネジメントの方法は無数にあります。 人によって何が向いているかや、時間・場所などの制約もあります。 様々なクライアントとそれぞれ個人のストレス(状態)に目を向けてもらったり、適当なリラックス法を模索する場合...