2010-12

メンタルヘルス

勉強会のススメ(4) – 今やる勉強会について

勉強会の最小構成人数は1人だと思っています。 1人でも勉強「会」。 劇団ひとり、医師団ひとり。 あるいはT.M.Revolution。 一人であってもテーマや流れをコントロールしつつ、社会や外部とアクセスしながら、メタに分析する能力や機能が...
カウンセリング

クライアントが「実は先週まで骨折で入院してまして、、」と言ったとして

「えぇー、そうですかー」 「大変でしたねー」 「痛かったんじゃないですか。。」 「今、大丈夫ですか?どんな感じですか?」 と共感しすぎてはいけません。 感情移入しすぎてはいけません。 その「骨折」というイベントをクライアントがどう捉えている...
その他

今年度(22年度)活動しての感覚

特にメンタルヘルスやカウンセリングの技術教育や情報共有に関して。 資格とか現場とか持っていても「私の視点からは」大してスゴミを感じる人は少ない(逆に自分の現状に不全感や不安を持っているから学習しに来るということか?) 逆の話になってしまうが...
知的生産

勉強会のススメ(3) – 経験知を貯める

あらためて、実力を認めたレベルの同士で話すならば酒を飲んでいても電車で雑談していても刺激的かつ「勉強」になる。 勉強「会」というのは枠に過ぎない。 形式に過ぎない。 そういった意味では、人はどこでもいつでも勉強できる。 相手や対象は、同じ「...
メンタルヘルス

認知行動療法は要因ではなく結果のように思える

効果を確かめるにはいくつかの手順が必要。 ・endpointを決める。各種studyで揃える QOL index、各種うつindexなどか? 臨床医学研究での癌マーカー、炎症マーカー、病理所見グレード、5年生存率、腫瘍体積、金銭コストなどの...
知的生産

勉強会のススメ(2) – 私の勉強会に関する原点の一つ

Life Hacks Press()のp.155-「勉強会のススメ」(角谷信太郎)を読み返して、あらためて記事の素晴らしさと、自分が今かなり参考にしていたなということに気づきました。 なかなか紙、書籍媒体では仲間に紹介しにくいかなと思ったの...
その他

内科のスーパードクター

外科や脳外科などにはスーパードクターと呼ばれる人がいる。 そう呼ばれる人たちはテクニックや判断力などの総合力がズバ抜けており、精力的に活動することによって実績をさらに積み上げ、クチコミやマスコミを通して知名度が上がっていく。 しかし、一見地...
カウンセリング

クライアントにだまされるな

言い方は悪いのですが、クライアントはカウンセラーをだまします。 カウンセラーはクライアントにだまされます。 それはもう必ずと言っていいと思います。 そしてやっかいなことには、クライアントは「だまそうとしているのではなく」、カウンセラーは「だ...
メンタルヘルス

うつ的反応の一例(3) – 異性関係

うつの人が、その不安や苦しさを短期的にでも減らそうとして、異性関係という強い「快」を求めることがよくあります。 ある男性はうつの治療をしながらもケータイでの出会い系サイトにハマってしまいました。 実際に待ち合わせの約束をしたり、メールのやり...
メンタルヘルス

うつ的反応の一例(2) – トマソン的横断歩道と事故傾性

うつの人が消極的ながら危険な状態や環境に向かうことを事故傾性と言います。 自暴自棄に陥ったり、車の運転が荒くなったり、生活習慣病や悪性腫瘍の治療を拒否したり、子供であれば小さいな文房具屋やオモチャを飲み込もうとしたり、などが例として挙げられ...