チームで仕事をするときの鍵は認識やツールを共有しているか否かです。
例えば同じ言語を話せない人同士が協力することは難しいでしょう。
(ただしスポーツなどの分野では音声以外のものが「言語」かもしれません)
専門的でデリケートな仕事をするときに、同じチームの人間がどの程度まで自分と同じような知識や技術、思いを持っているか知らない、または保証がないという状況では能力を発揮できません。
認識やツールを共有するためには現場での「仕事」以前に準備という「仕事」が必要です。
同じ教育を受けて修了していることや、一定基準による認定・認証、マントラ・モットー・スローガンを議論して持つこと、普段のコミュニケーションなどが準備の例です。
教育や認証などは時間やコストがかかりますが、共有できたときのパワーは強くなります。
モットーなどはシンプルさ故に作成や運用が難しいかもしれませんがチームや組織が多人数からなっていても広めやすいという利点があります。
どちらか、どれかが優れているというのではなく適材適所に使い分け併用をすると良いでしょう。
2010-09-18 08:00
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