若者が死ぬべきか、年寄が死ぬべきか

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国家として予算が足りなくなったら若い人と歳をとった人とどちらを優先するべきでしょうか。
どちらかしか救えないのならば、そして選ばないことによって、どちらともが苦しむのならば、若者の救済を選んだ方が良いでしょう。

年寄はとりあえずその時点まで生きてきて恩恵を受けています。
ならば優先して、自主的に退場するのが公平です。

いま現在、世の中が「悪い」状況だとして、その責任が若者と年寄のどちらにあるかと言えば年寄にあるでしょう。
年寄はすでに選挙などで世の中を変えたり修正したりするチャンスを持っていた(けれど現況がある)からです。

若者には、現状についての責任は(ほとんど)ありません。
若者が責任を負わなくてはいけないのは「未来」に対してです。
自分の、他人の、社会に対する責任。

しかし、年寄がこれまでに積み上げてきた社会やインフラ、知があったからこそ、若い世代が苦労少なく生まれ、生きてきているのも事実です。
日本で言えば人口比率からみて、若者よりも年寄に政治的なパワーがまだまだ多くあることも事実です。

天動説が地動説に取って代わったように、時間とともにゆっくりとしかし確実に起こる世代交代を待たなくてはいけないのかもしれません。

2010-07-26 6a.m.

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